つくりおき

早いものでもう2月も半ば。
一月は急ぐ、二月は逃げる、三月は去るって言うんですってね。確かに、年が明けてからものすごい早さで時間が過ぎていくのを実感します。こんな調子であっという間に暖かくなって、暑くなって、涼しくなって、寒くなるのかな。まったく、、、おそろしい、、、

さて、私は毎日お弁当を持参しています。毎朝、お弁当作りに時間をかけていられないので、つくりおきメニューを多用しています。毎週必ずつくるのが味玉。ゆでたまごをだし醤油に浸すだけの簡単なやつ。5個一気に作って毎日1個ずつお弁当に使います。

あと定番はキャロットラペ。らっきょう酢ってご存じですか?文字通りらっきょうを漬けるための甘酢です。これを保存容器に入れて、塩や黒胡椒、オリーブオイルを適当に(私の得意技)混ぜて、そこに細く千切りにした人参を漬けるだけ。お弁当にいれるとさっぱりとお口直しになります。同じくらっきょう酢にゆず皮の千切りと赤唐辛子を入れて、拍子切りにした大根を漬けるのも美味しいやつです!

お弁当では色々な味を楽しみたく、もう一つの定番はこんにゃく佃煮。こんにゃくを手でちぎって、ごま油で炒め、そこに砂糖、しょうゆ、酒、みりんで甘辛く味付けして、仕上げに大量の鰹節と大量のごまを投入。

日曜日の午後は、つくりおきタイムなのです。

地方を盛り上げる

2020年が明けて早いもので半月が経ちました。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

昨年は日本国内でさまざまな災害がおこりました。雨や風に苦しめられたことが多かったように思います。中でも長野でおこった水害は本当に心を痛めています。台風19号が上陸した10月12日当日、千曲川沿いのライブカメラ画像を見つけ保存していました。


10月12日11時頃


10月12日23時頃

同じ場所を撮影した写真とは思えないほど12時間のうちにみるみるうちに水面が上がり、越水、決壊の恐怖が伝わってきます。この辺りは犀川、千曲川、信濃川と国内有数の河川が入り組んでいる地域で、昔から水害に悩まされていたそうです。テレビの報道番組で80歳位のご年配の方のインタビューを見ましたが、比較的規模の小さな被害はこれまでにもあったが、こんなにひどい状況は初めてとおっしゃっていました。

河川整備や堤防、橋、道路の整備改修、住宅地は盛り土をしたりと災害に対する備えをしきてもなお起こってしまう悲しい現実。コミュニティの繋がりをさらに強くしつつ、個々の危機意識も高めていかなくてはと実感します。

東京銀座に長野県のアンテナショップがあるのはご存知ですか?
長野の商品を買うことも支援になると思います。長野の農産物や加工食品、銘酒、雑貨品が多数揃っていて目移りしてしまいます。

▼銀座NAGANO しあわせシェアスペース
https://www.ginza-nagano.jp/

銀座有楽町界隈は長野だけでなく地域のアンテナショップが多数あります。地方を盛り上げたり、助けたり、新たな発見もできるのでアンテナショップめぐりオススメします!

シュトーレン

メリークリスマス!

みなさん楽しい時間をお過ごしですか?
私はひとりビールを飲みながらレシピを考えています。ビールのおつまみには・・・クリスマスなのでシュトーレン!これ意外といけるんです!

シュトーレンとは。
洋酒に漬け込んだドライフルーツやナッツ、そしてバターを練りこみ、さまざまなスパイスが効いた菓子パンです。正式名称はドイツ語で「坑道」を意味するStollen(シュトレン)。ドイツではクリスマス定番のお菓子です。

日持ちするので12月上旬に作り、今日、クリスマスまで少しずつカットしながら食べてきました。今日は最後のひときれ。ビールとともに。苦いビールが甘いシュトーレンにジュワ〜ッと染み込んで美味しいんです!

今年のシュトーレンには、干し柿とくるみをメインに入れました。干し柿は甘みと旨みが凝縮するようしっかりと天日に干したものを使います。あとは蜜煮りんごを干したものもたっぷりと。私はシナモンが大好きなので多めに、あとはナツメグなどのスパイス。

作ってから1週間くらいからが熟成して美味しくなると言われていますが、作りたても結構好きです。特に、まだカリッとしている端っこ。作りたてから今日まで、日に日に味が変わり、味も濃厚になってきて味の変化を毎日楽しみながら食べました。

はぁ・・・美味しかったなぁ。
また来年のお楽しみ。

もんじゃコロッケバーガー

もんじゃコロッケバーガーとは??
そのままです。
もんじゃがコロッケになって、
そのコロッケがパンに挟まっているのです。

容易に味の想像もできるし、
作り方もわかるのですが、
こういうアイデアが思いつかないのです。

料理研究家を目指していますが、
一番の問題は、アイデアが浮かばないことなのです。
ある意味、致命的かもしれませんが、
日夜、アイデア脳を鍛えるために、
努力を欠かさず、頑張っています。

そして、人様のアイデアである、
もんじゃコロッケバーガーを作ってみました。
家族にも試食してもらったところ、
とても好評でしたが、
本物を食べたことがないので、
果たしてこれが、もんじゃコロッケバーガーなのかというと、
実は、もっと工夫されているのではないの?
と、母からの厳しい一言です。

もんじゃコロッケバーガーを食べた人の投稿を見てみると、
レタスがシャキシャキして美味しいって書いてありますが、
私が作ったものは、レタスではなくキャベツでした。
考えてみれば、もんじゃ自体にキャベツが入っているので、
レタスを入れた方が美味しいかもしれません。

勝手に想像して作る⇒本物を食べて味比べる。
これが私のルールなので、まあいいか(笑)。

明日、本物をいただきに浅草に行ってまいります。

ココナッツオイルの魅力

突然ですが、皆さんはご存知でしょうか?

ココナッツオイルは、ものすごく有能なんです。

先日テレビで、認知症予防に効果があると放映されて
いたのですが、実は、ココナッツオイルは、
それ以外にもたくさんの効能があるのです。

まず、私が一番期待しているのは、便秘解消効果。
ココナッツオイルは小腸にある腸絨毛に浸透し、
食品添加物などの化合物による汚れや化合物を除去してくれます。
すると小腸が正常に働きだし、便秘解消へとつながるのです。

私は頑固な便秘体質なので、試す価値ありありです。

次に、免疫力向上効果です。
免疫力を高めると言われているココナッツオイルには
ラウリン酸が豊富に含まれているのです。
このラウリン酸は、様々な微生物に対して抗菌作用を
有していることが示されている為、免疫力UPに繋がるとか。

他にもいくつかあるのですが、今私が期待しているのは
この二点。

次に考えるのは、ココナッツオイルの使い方です。
何とか、スイーツやお料理に活用し、私ならではの
レシピを考案したいのですが、何となく既存のものに
似てしまってイマイチ。

ココナッツオイルをふんだんに使ったお料理創出に
成功したら、こちらですぐにご紹介させて頂きますね。

初めて知ったみりん粕。

随分前に新年明けましたが、
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

気がつけば、今年も既に20日が過ぎてしまいました。

去年の暮れには、「来年こそ頑張るぞ」と
強い決心をしたはずなのに、
この20日間、振返れば何も出来ていない。
いや、何もする気が起きない。

今年こそ、料理研究家への階段を
三段くらい上る予定でいたのに、
最近じゃ、私には無理だろうという邪念が
私の中で渦巻いていたり。

そういえは今年、厄年なんだよな。

その影響だろうか。

さて、先日テレビを見ていたら
みりん粕という万能商品の存在を知りました。

その名の如く、それは、みりんの粕なのですが、
味は、ほんのりアルコールの香を残し、
それでいて甘い。

ポロポロした形状らしく、冷やしてそのまま
食べるも良し、味噌と合わせてお魚を漬け込んでも良し。
とにかく万能食品?調味料?のようです。

ちょっと調べてみたら、みりん粕をクッキーの材料に
してみたり、パンの材料にしてみたり、
沢山のアイデアレシピが出てきました。

知ってる人は知ってるんだな。
そして好きな人は発想力豊かで、
色々なレシピを開発するんだな。

料理研究家になりたいなんて言ってるくせに
私は全然だめだ。

新年一回目の更新がこんなネガティブな
内容になってしまうとは。

次の更新は絶対ポジティブにしてやる!

ミシュランガイド2015

ミシュランガイド2015が発表されましたね。
料理研究家を目指す私としましては、
全てのお店にお伺いして、
ミシュランガイド2015に輝いたお味を堪能したいと思うのですが、
どちらのお店もお高いのです。

美味しいこと間違いなしでしょうが、
全店制覇するには、ざっと50万円ですね。
1人で伺うのも味気ないし、
2人となれば、倍の予算が必要です。

私の将来に投資してくださる方はいないのかしら。
今から私をお抱え料理人としていだたら、
絶対に損はさせないと思うのだけど。

こんなことがサラリと言えたらいいですよね。
料理研究家になるための努力は欠かしていませんが
残念ながら、まだまだそんな自信はありません。

ですので、自分で頑張って1店舗だけ伺うことにします。
あとは、お店のホームページなどで、
目で見て形にしてみるという段階です。

しかし画像で見ているだけでも、
その素材の良さがわかりますよね。
これほどの素晴らしい素材は無理だと思いますが、
それでも何とか近づけるよう努力します。

ミシュランガイド2015に輝いたお店の中から、
お伺いするのは1店舗だけとなると、かなり迷います。

お寿司は自分では握ることが出来ないので、
残念ながら今回ははずし、
他の和食屋さん、フレンチからですね。

どれにしようかな神様の言うとおり・・・

銀座クラブのチーママさん

料理研究家を夢見て、日々精進しております。
私には才能がないのではないかと諦めてみたり、
私って天才と思ってみたり、
でも、結局は夢に向かっております。

新たな発想を生み出したいと、
様々な国の料理を食べに行ったり、
お料理教室に行ったり、
研究を重ねております。

先日は「酒の肴を作ろう」という
お料理教室に行ってきました。
美味しいアイデアがいっぱいで、
新しい発想が泉のように湧き上がるような
そんなお料理でした。

その教室で、とても素敵な方との出会いがありました。
隣に立っていた方ですが、あまりの横顔の美しさに、
失礼だと思いつつも見入ってしまいました。
教室が終わり何となく声をかけてみたら、
意気投合で、そのままお茶を飲み行きました。
ナンパですよね(笑)

彼女は、銀座クラブのチーママさんでした。
銀座のクラブで一番カラオケが上手いそうですよ。
お店で自分が料理をするわけではないけれど、
お客様に喜んでいただけそうな、
おつまみを探すために、教室に参加したそうです。

今日学んだことは、お店に帰って、
一旦自分が作り、皆で試食をしてから、
お客様にお出しするそうです。

銀座クラブという煌びやかな世界に住む人達も、
裏ではこんな努力もしているのだと、
勉強になりました。

彼女の話を聞いてしいて、
私も負けていられない!!と、
沢山のエネルギーをいただきました。

秋の味覚といえば

秋刀魚、ぶどう、さつまいも、栗、柿。

秋の味覚といえば、皆さん何を想像しますか?

私は断然、秋刀魚です。
もちろん今シーズンも秋刀魚を頂きましたが、
今年の秋刀魚はいつもより細身かなと。
もっと肉厚な秋刀魚に出会いたいものです。

そして、秋の味覚代表の栗。
栗の皮むきにとても抵抗があり、今まで
調理をさけてきたのですが、料理研究家を
目指すものとして、避ける食材があってはいけない
と思い直し、初めて栗料理に挑戦してみました。

それも、栗拾いにまで行ってきました。

初めての栗の処理。
想像以上に時間と手間がかかることにビックリ。
当初、マロングラッセを作ってみようと
思っていたのですが、処理だけで戦意喪失。
結局、甘皮煮を作りました。

皮むきに苦戦し、栗の形を一定にすることが
出来ませんでしたが、手間をかけただけあって、
味は抜群。

我ながらとっても美味しくいただけました。
甘みのコツは、少々のバーボンです。

それにしても、秋の味覚はどれも本当に美味しいです。
さつまいもも大好きで、毎年スイートポテトを作ります。
味付けはとても優しくし、たっぷりの生クリームを添えて
ホット紅茶と共に頂くのがお勧めです。
週末に控えた芋掘りが楽しみです。

皆さんもぜひ、秋の味覚をお楽しみくださいね。

大学受験で得たもの

涼しい風が吹いてくると、
大学受験に向けて頑張っていた頃を思い出します。

高校に入学した頃は、
食物系の専門学校でいいかなと思っていたのですが、
高2くらいから、周囲が大学受験に向けて
エンジンをかけてきます。

周囲に流されやすい私は、
「皆が行くなら私も大学へ」なんて
とっても軽い気持ちで、
大学進学への道を選択しました。

決めたはいいのですが、
大学受験に向けての勉強が始まると、後悔。
先生にも、友達にも、両親にも、
大学進学への熱い思いを語ってしまった手前、
「やっぱりやめた」とも言えず、
勉強にも身がはいらず、
そんな時期がありました。

もうそろそろ、本当に志望校を決めなくてはと
焦り出した時に、我が母校に出会いました。

キャンパスも気に入り、
この大学に4年間通いたいという気持ちが
やっと芽生えました。

そこからは、エンジン全開。
それほど偏差値の高い大学ではないのですが、
当時の私の学力では、
相当努力をしなければ受からない状況だったのです。

とにかく、あの大学に入りたいと、猛勉強しました。
もし不合格であれば、専門学校への進学。と決め、
たった1校だけ受験しました。

努力の甲斐があり、ギリギリですが合格した時の
あの感動。

あの感動があったから、
今も「やれば出来る」という気持ちで
頑張れるような気がします。