東京電力に勤める原子力関連の技術者名簿が韓国国営原子力委員会に流出。
大震災から約1年、まだまだ安心はできないが原発が落ち着きをみせている昨今、
韓国の原発担当者が東京電力の社員を引き抜きにかかっている。
東京電力の社員は、お先真っ暗な東京電力に残るよりも、日本を捨てて元気な
韓国に転職した方が良いと考えているようだ。
日本と韓国なら目と鼻の先なので、日本で遠距離転勤するのとさほど差はない。
それよりも、自分の技術を高く評価してくれる環境に行きたいのは当然のことだ。
だが、この状況をただ指をくわえて見過ごす訳にはいかない。
なぜなら、日本の技術が他国へ流出してしまうからだ。
これは国益を損なう大きな損害と考えたほうがよい。
政府はこの事態を重く受け止め、早急に対応策を実行しなければならない。
様々な分野・技術、およびそれに伴う人材の流出は、原発と同じくらいダメージを
与える脅威の核となる。